ChatGPTプラグインとはChatGPTを拡張するためのツール
ChatGPTのプラグインとはChatGPTの機能を拡張するための追加ツールです。これらのプラグインを使うことで例えば以下のようなことができるようになります。
リアルタイム情報の取得:最新のニュースやイベントに関する情報を取得できます。
ChatGPT等の生成AIの弱点であったリアルタイムの情報にアクセスできないという部分が克服できます。このおかげでトレンド情報の分析や最新のイベント情報を集約することが出来ます。
特定のアクションの実行:計算の実行や、サードパーティのサービスとの連携などが可能になります。
通常ではできない表計算やグラフ化、他のサービスと連携し情報を取得したり自動的に投稿したりと活用方法は様々です。
その他にも想像もしないような複雑な処理や、ある意味ユニークなものまで数多くのChatGPTプラグインが存在します。全998種類以上のプラグインが存在し、かなり具体的なニーズにも応えられるのでぜひ活用していきましょう。
ChatGPTプラグインの導入方法
それでは早速ChatGPTプラグインを使用するために導入方法から解説していきます。
ChatGPT Plusユーザーになる(すでにPlusユーザーの方は飛ばしてかまいません)
ChatGPTプラグインを導入するには、まずChatGPT Plusユーザーになる必要があります。
月額20ドルかかりますが、カスタムGPT(GPTs)の登場もありしっかり最新の機能を使うのであればこの金額でも決して高くはないので一度は試しにChatGPT Plus ユーザーになることをおすすめします。
まずOpenAIのChatGPT公式サイトへアクセスします。
アカウントを持っていない人はサインアップを、持っている人はログインを行ってください。
ログインが完了すると左上のChatGPTという場所をクリックしてUpgrade to Plusへ進みます。
そして決済登録を完了すると有料プランへの加入が完了し、左側にExploreという文字が追加されます。
これでChatGPT Plusへの登録は完了です。
ChatGPTプラグインの使い方
プラグインを使用可能にする
まずChatGPTにログインした最初の画面で左下の自分のユーザー名が表示されている部分をクリックします。
何個か選べる欄が出てくるのでその中から「Setting&Beta」をクリックします。
Settingsの中からBeta featuresをクリックし、Pluginsの右のボタンをクリックすることで有効化します。
プラグインをインストールする
そこまでできたら一旦Settingsの右上の×を押してメイン画面に戻り、画面の上部にあるChatGPTの種類を選ぶことが出来る場所をクリックします。
そこにPlugins という欄があるのでそこをクリックします。
まだプラグインを一つもインストールしてないとこの状態なので「Plugin store」をクリックしプラグインを探しに行きましょう。
Plugin storeは下のような画面として表示されるはずです。
今回は例として「WebPilot」というWebページの情報を参照できる機能を持ったプラグインを利用してみたいと思います。
上の検索欄に調べたいキーワードを入力するとそのキーワードに一致するもしくは含むものが表示されます。
今回はWebPilotと入力し、出てきたこのプラグインを使用するためにInstallをクリックします。
インストールが完了したら右上の×を押しまたメイン画面に戻りましょう。
上のChatGPTの種類を選択できる欄の右隣にWebPilotが選択されているのを確認します。(されていない場合はクリックして選択してください。)
プラグインを使用してみる(例として「WebPilot」を使用)
これで「WebPilot」というプラグインを使用するための準備は整いました。
WebPilotというプラグインには通常ChatGPTでは不可能なリンク先の情報を取得することが可能です。
例として下の記事をリンク先として指定し内容をまとめてみたいと思います。
このように指定したURLに対してその先のwebサイトの内容を読み取り処理を行うことが出来ました。
このように通常のChatGPTでは不可能な処理を可能にするプラグインは他にもたくさんあります。
是非この記事などを参考に自分のニーズに合ったものを探してみてください。
ChatGPTプラグインおすすめ10選
PlugFinder
PlugFinderは目的に合ったプラグインを簡単に検索・選定できるツールです。ユーザーはPlugFinderを使って、特定の機能やニーズに最適なプラグインを迅速に見つけることができます。
WebPilot
WebPilotは特定のURL(リンク)を元に回答、処理してくれるプラグインです。Webページはもちろん、PDFやドキュメントなど、Link ReaderがアクセスできるURLであれば何でも読み取ることが可能です。
Zapier (11/25現在検索に表示されず。おそらく近々復活)
Zapierは5,000以上のアプリと連携できる自動化ツールです。このプラットフォームを使用することで、ユーザーは複数のアプリ間でデータを簡単に転送し、連携させることができます。非常に使いやすく、コーディングの知識がなくても利用できます。
Kakaku.com
Kakaku.comは、商品やサービスの価格を比較するための日本のウェブサイト「価格.com」を元に電子機器、家具、食料品など、さまざまな商品の価格を比較して、最適な購入決定を行うことができます。
Now
Nowはタスク管理やプロジェクト管理を効率化するためのツールです。ユーザーは、このプラットフォームを使用して、日々の作業を整理し、プロジェクトの進捗を追跡することができます。
AI Agents
AI Agentsは人工知能を利用して特定のタスクやプロセスを自動化するためのツールです。これにより、ユーザーは繰り返し発生する作業を自動化し、効率を高めることができます。
Color Palette
Color Paletteはデザイナーやアーティストが色の組み合わせを簡単に選ぶためのツールです。ユーザーは、このツールを使用して、プロジェクトに最適なカラーパレットを簡単に作成し、適用することができます。
Prompt Perfect (メールアドレスの登録か、Googleアカウントでの認証が必要)
Prompt Perfectは、ChatGPTへのプロンプトの内容を自動で改善してくれるプラグインです。
AISEO Article Writer
AISEO Article WriterはChatGPT上でSEOに最適化した記事を作成できます。
AISEO Article Writerを使えば、作成したい記事のテーマやキーワードをChatGPTに入力するだけで、SEOで上位を狙える記事を瞬時に作成可能です。